「市民サミット 2008 ~世界はきっと変えられる」(7月6日~8日)が開催された。主催は「2008年G8サミットNGOフォーラム」と「G8サミット市民フォーラム北海道」。
6日のオープニングシンポジウム「人々の声を世界に響かせる」(札幌コンベンションセンター・特別会議室)には、市民サミット最大の約400人の参加があった。
第1部「貧困を過去のものに」のシンポジウム・パネラーは4人。GCAP共同代表のクミ・ナイドゥーさん(南アフリカ)。ウガンダ・ムスリム最高評議会のシェイク・シャバン・ムバジェさん(ウガンダ)、ニカラグアのロス・カニンガム(ミスキート先住民族組織ワンキ・タグニ代表)さん、そしてエイズ支援機構TASO創始者およびアクションエイド・インターナショナルのノエリン・カレーバさん(ウガンダ)さん。
また、第2部「持続可能なグローバル社会へ」のパネラーは、政府の「地球温暖化問題に関する懇親会メンバーである枝廣淳子さん(E's代表、ジャパン・フォー・サステナビリティ代表)、「環境と開発に関するドイツNGOフォーラム」のユルゲン・マイヤーさん(ドイツ)、インドのメダ・パトカルさん(セイブ・ナルマダ運動)、「フォーカス・オン・ザ・グローバル・サウス」のウォールデン・ベローさん(フィリピン)であった。
とりわけ第2部のセッションでは、一方の枝廣さんとマイヤーさんの協調路線、そして他方のパトカルさんとベローさんの対抗路線というかたちで、対照的なスタンスが示され、興味深かった。自分と違う立場のパネラーが話しているときのそれぞれの表情には、複雑な感情がよくあらわれていた。
質疑においても、枝廣さんがなぜ懇親会メンバーに選ばれたのかについて質問があり、彼女は自分のスタイルが「対決型ではない」ことをあげ、「なにかに反対しているNGOはたくさんいるし、重要だが、産業界とぶつかっては、対話にならない」こともあると述べた。
また、ベローさんには、「ジェノアかグレンイーグルスか」どちらがいいと考えるかという質問がなされ、彼は「ジェノアの道」だとはっきり述べ、「なぜG8を廃止すべきか。それは非公式の存在、マフィアのようなものであって、国連を破壊する世界政府のようなものだから」であり、「意思決定は国連ですべきであり、洞爺湖ではない」とした。また「日本の運動家が、洞爺湖を最後のG8にしてくだされば」と付け加えた。 (GPAM. GM)



